祝:優 勝 第6回IBAF女子野球ワールドカップ2014宮崎大会


侍ジャパン女子代表は、1次予選ラウンド3試合、2次予選ラウンド2試合を全勝し、アメリカとの決勝戦も3対0で勝利しました。
「決勝戦の守備はアメリカの1番打者など足が速い選手を確認して、そこはセーフティーバントをケアしつつ、あとは落ち着いて守備に入りました。
攻撃では、プレッシャーをずっとかけて相手を崩し、守備では我慢していく日本の野球がずっとできました。
それぞれの役割の中で、チームでどうプレーするかも統一できていました」
その集大成が決勝戦3回裏、二死二塁からショートのエラーで、六角が先制のホームを踏んだ好走塁をみせる。
愛媛県松山市での最終合宿でも、繰り返し練習してきた「相手の隙を突く野球」が生きた瞬間であった。
「代表から外れた選手や、先輩たちも応援に来てくれましたし、皆様のサポートで食事面をはじめ、しっかりと準備ができました」
選手・スタッフたちからは大会中何度も「応援、本当にありがとうございます」
というコメントが聞かれた。

『そんな彼女たちが成し遂げた大会4連覇の偉業』

これは「侍ジャパンプロジェクト」初の国際タイトルというばかりでなく、日本女子野球、日本野球、さらに言えば「チーム日本」の勝利と言いきれるものである。


今大会でもアメリカ戦2試合の勝敗は紙一重の展開だった。


結果的には大勝したが、1次予選ラウンドで対戦したオーストラリア、2次予選ラウンドで対戦したカナダも力のある投手が揃っていた。
2大会連続主将としてチームを頂点に導いた志村 亜貴子選手(アサヒトラスト)も、対戦相手の印象をこう語っている。


「日本のレベルは上がっていますが、他国・他地域のレベルも上がっています。
今後は私たちもしっかりと力をつけていかないといけないと感じました」
それでも今大会のような戦いを続けていければ、2年後、韓国で開催予定の第7回大会での5連覇は、間違いなく手の届く位置にある。



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