【好きな野球、中学でも 仙台に女子中学軟式チーム発足】
東北初の女子中学生の軟式野球チーム「宮城ドリームガールズ」が仙台市に誕生し、今月から本格的に活動を始めた。小学時代、白球を追い掛けた「野球少女」たちのプレー継続の夢をかなえようと結成。女子の軟式野球チームには、仙台大(宮城県柴田町)の学生らでつくる「仙台レチェリア」があるが、全日本女子軟式野球連盟東北支部によると中学生チームは初。メンバーはまだ6人だが、同連盟が開く来春の全国大会出場を目指し、練習を重ねながら仲間を募っている。
「もっと声を出していこう」。13日、宮城野区の南蒲生球場であった練習。仙台市のほか、石巻、塩釜両市から通うメンバーに、チームの発起人で監督の堀江雄一さん(39)=宮城野区=が声を掛けた。
練習はハードで、この日も走り込みやノックなど5時間に及んだ。それでも「やっぱり野球が楽しい」と佐々木さん。かつて所属した硬式野球クラブを、女子選手が自分一人だったことから抜けた佐々木さんをはじめ、6人のメンバーは全員、一度は野球をあきらめかけた経験を持つ。
女子中学生が、学校の部活や地域の野球クラブでプレーを続ける例は少ない。いったん入部しても、体力差やほかに女子がいないことなどを理由に、ソフトボールをはじめ別の競技に転向していくケースが多い。 仙台市体育協会によると2009年度、同市内のスポーツ少年団の野球種目に登録する女子は54人。登録は中学1年まで可能だが、大半が小学6年以下。
仙台市では毎年11月、少年団の女子選手を集めた大会があり、これを最後にグラブを置く選手がほとんどという。
ドリームガールズは、少年野球の指導者でもある堀江さんが「女子という理由で、好きな野球をあきらめさせるのはかわいそう」と周囲に呼び掛け結成した。発足したばかりで選手も備品も足りないが「野球にかける彼女たちの夢を応援したい」と意気込む。
当面の目標は、メンバーを増やして全日本女子軟式野球連盟に加入すること。関東、北信越には女子中学生のチームがあり、交流試合や全国大会出場へと夢は広がる。
チームは目下、メンバーを募集中で対象は小6~中3の女子。連絡先は堀江さん022(259)6300
「もっと声を出していこう」。13日、宮城野区の南蒲生球場であった練習。仙台市のほか、石巻、塩釜両市から通うメンバーに、チームの発起人で監督の堀江雄一さん(39)=宮城野区=が声を掛けた。
女子中学生が、学校の部活や地域の野球クラブでプレーを続ける例は少ない。いったん入部しても、体力差やほかに女子がいないことなどを理由に、ソフトボールをはじめ別の競技に転向していくケースが多い。 仙台市体育協会によると2009年度、同市内のスポーツ少年団の野球種目に登録する女子は54人。登録は中学1年まで可能だが、大半が小学6年以下。
ドリームガールズは、少年野球の指導者でもある堀江さんが「女子という理由で、好きな野球をあきらめさせるのはかわいそう」と周囲に呼び掛け結成した。発足したばかりで選手も備品も足りないが「野球にかける彼女たちの夢を応援したい」と意気込む。
当面の目標は、メンバーを増やして全日本女子軟式野球連盟に加入すること。関東、北信越には女子中学生のチームがあり、交流試合や全国大会出場へと夢は広がる。
チームは目下、メンバーを募集中で対象は小6~中3の女子。連絡先は堀江さん022(259)6300
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